駒下駄と比べて履きやすく、普段気軽に使用できます。
桐本来の風合いとスウェットの柔らかな雰囲気がミックスしたナチュラルなモデルです。
みかも木履のスタンダード。国産桐の目の美しさを感じて頂けます。履き込む程に桐の持つ風合いが増してきます。
ショートパンツとのコーディネートもバッチリです。下駄の入門に如何でしょうか。

生成りの糸を使用して吊り編み機で編み上げたスウェット生地の鼻緒です。
今日では現存する吊り編み機も少なくなり、生地を編むのに職人の熟練した技や経験が必要なため、吊機を稼働させる工場は世界的にみてもごくわずかになりました。
我々は和歌山市にあるカネキチ工業と提携し、スウェット素材の鼻緒を開発しました。
その出来あがった生地の最大の特徴は「やわらかさ」、この言葉に集約されます。
使い込む程に生成りの風合いが深まります。

草履のような形状をした、高さの無い下駄を「右近【うこん】」と言います。駒下駄のような高さがなく着地面積も広く、滑り止めのスポンジを貼られているため歩きやすいと感じる方が多いようです。
しかし、「歩きやすい」というよりも、サンダルを履いているような感覚に近いため「違和感無く履ける」と思って頂いた方が良いと思います。
国産天然桐材の素材を活かし、縦に流れる桐の美しい模様が特徴です。使用する程に桐材の風合いが深まります。桐のアクや黒ずみが下駄の味になり、愛着が湧いてくると思います。

【下駄の豆知識】
「少し小さめを履くのが粋！」　かかとが1cm出るくらいが粋な履きこなしと言われています。
「下駄を楽しむ！」　天然木のアクや付着を楽しむのも下駄の魅力です。

仕様：生成り鼻緒×ベンガラ右近下駄
鼻緒素材：スウェット素材
鼻緒カラー：ベージュ
下駄素材：桐
※ベンガラ下駄はトレーニング利用のお客様が多いので筋交いを入れ、歯の補強をしています 2018年05月27日追記

※注意事項
・一つ一つ手作りのため下駄のサイズに多少の誤差があります。
・天然木のためアクが出てきたり、汚れが付着することもあります。